『トリリオンゲーム』の続編について、2025年12月時点で製作委員会や小学館などからの公式な新作発表はありません。
ただし原作漫画は「世界を獲る」という含みを残して完結しており、劇場版の大ヒットや目黒蓮さんの舞台挨拶での発言からも、続編待望論は根強く広がっています。
こんにちは、MASAです!
今回は、目黒蓮さんと佐野勇斗さんのバディが話題を呼んだ『トリリオンゲーム』について、「続編はあるのか?」という気になるポイントを、これまでの経緯や関係者の発言をもとに整理していきたいと思います。
ドラマから始まり、アニメ化、そして劇場版まで駆け抜けたこの作品。
ファンとしては「まだハルとガクの物語を見ていたい」という気持ちが強いのではないでしょうか。
僕自身もこのシリーズをずっと追いかけてきた身として、現状分かっている事実と、そこから見えてくる今後の可能性を、できるだけフラットな視点でお伝えしていきますね。
『トリリオンゲーム』とは?続編を語る前におさらい
まずは前提として、作品の基本情報をおさらいしておきましょう。
『トリリオンゲーム』は、原作・稲垣理一郎さん、作画・池上遼一さんによる漫画作品です。
小学館の青年誌「ビッグコミックスペリオール」にて2020年12月から連載がスタートし、2025年12月に連載が終了しました。
単行本は全11巻というボリュームで、2024年11月時点でコミックスの累計発行部数は210万部を突破しています。
「マンガ大賞2022」で第6位、2024年には第69回小学館漫画賞を受賞するなど、評価の面でも高い実績を残している作品です。
物語は、世界一のワガママ男を自称する天王寺陽(ハル)と、コミュ障だけど天才的な技術を持つ平学(ガク)の二人が、「1兆ドルを稼ぐ」という壮大な野望を掲げて起業し、様々なビジネスの世界を駆け上がっていくというもの。
稲垣さんにとっては『Dr.STONE』に続くヒット作であり、池上さんにとっては昭和の『男組』、平成の『サンクチュアリ』に続く、令和における新たな代表作となりました。
メディア展開としては、2023年7月から9月にTBS系列でテレビドラマが放送され、その最終回放送終了直後に、テレビアニメ化が発表されるというサプライズもありました。
アニメは2024年10月から2025年3月まで、マッドハウス制作のもとで全26話が放送されています。
そして2025年2月14日には、ドラマの続編にあたる劇場版が公開。
ドラマ版キャストがそのまま出演し、「日本初のカジノリゾート開発」というオリジナルストーリーで、世界一のカジノ王への挑戦が描かれました。
このように、漫画・ドラマ・アニメ・映画という4つのメディアで展開されてきたのが『トリリオンゲーム』というコンテンツです。
続編を考えるうえでは、「原作漫画としての続編」「映像化作品としての続編」の2つの軸で見ていく必要があります。
原作漫画はどう終わった?最終回のラストが続編を匂わせる理由

続編の可能性を考えるうえで、まず注目したいのが原作漫画の最終回の内容です。
物語のクライマックスでは、ハルとガクが率いる「トリリオンゲーム社」と、宿敵である巨大企業ドラゴンバンクとの間で、壮絶な買収合戦が繰り広げられます。
一度はドラゴンバンクに買収されてしまうトリリオンゲーム社でしたが、それすらもハルの計算のうちでした。
株価が上がったところですべての株を売却し、これまで築いてきた人脈や協力関係を利用して、逆にドラゴンバンクへのTOB(株式公開買付け)を仕掛けるという大逆転劇を見せます。
この「世紀の買収合戦」を制したハルは、次なる目標として「GAFAMを獲る」と宣言し、国外へと旅立ちますが、その途上で行方不明になってしまいます。
物語はここで数年後へと時間が飛びます。
日本一のIT企業となったトリリオンゲームを買収しようと、GAFAMの交渉チームが現れるのですが、その中には、行方不明になったはずのハルの姿がありました。
自らの名前と存在を隠し、GAFAMという巨大な存在の内部に潜り込んでいたのです。
再会したガクは、かつてハルがガク専用のパソコンを買うために手放した、大切な腕時計をハルに渡します。
そして二人は、本当の意味での「世界を獲る」トリリオンゲームを、改めて始めるところで物語は幕を閉じました。
この結末について、個人的にはっきり感じるのは「終わっているようで、終わっていない」余韻の強さです。
ハルとガクが新たな戦いに踏み出す瞬間で筆を置くという構成は、続きを描こうと思えばいくらでも描ける「続編の入り口」を意図的に残しているようにも読めます。
もちろん、これは「完全燃焼した二人の新たな旅立ち」を象徴する演出として、綺麗に着地させたとも解釈できるので、断定はできません。
ただ、少なくとも「もうこれ以上物語を広げようがない」というタイプの終わり方ではない、というのが率直な印象です。
ちなみにドラマ版の最終回でも、ハルが「俺らのロードマップの続きを始める!」と宣言しながら事業内容を明かさないまま幕を下ろすという、よく似た「余白の残し方」がされていました。
原作もドラマも、あえて次の一歩を描かずに終える演出を選んでいる点は、シリーズ全体に共通する作り手の意図のように感じます。
作者・池上遼一さんの完結コメントから見える「次回作」への言及
続編の可能性を考えるうえで、もう一つ重要な手がかりになるのが、作画を担当した池上遼一さんの完結にあたってのコメントです。
連載完結にあたり、池上さんは連載を無事に完走できた安堵感と、終盤にかけての体力的な不安を率直に振り返るコメントを発表しています。
そのうえで、映像化や漫画賞受賞など嬉しい出来事の多かった連載期間だったと総括し、すでに次の仕事に向けて動き始めていることをうかがわせる言葉も残しました。
このコメント、よく読むと「トリリオンゲームそのものの続編」を明言しているわけではありません。
あくまで81歳という年齢を感じさせない「新たな連載」への意欲として読み取るのが自然でしょう。
とはいえ、稲垣理一郎さんとの“化学反応”がこれだけ大きな成功を収めた以上、稲垣・池上コンビによる続編、あるいはスピンオフの可能性がゼロとは言い切れないというのが、個人的な見立てです。
なお、稲垣理一郎さんはご存知の通り『Dr.STONE』でも大ヒットを飛ばした漫画原作者で、常に新しい企画を並行して動かしていることでも知られています。
『トリリオンゲーム』についても、池上さんの体調不良による休載期間(スペリオール2024年14号~18号)を挟みながらも、その後は月1回程度のペースに調整しつつ最後まで走り切った実績があるだけに、稲垣さん側から新たな展開が提案される可能性は十分に考えられるでしょう。
目黒蓮の「たこ焼き」発言の真意とは?続編への意欲を読み解く

映像化作品としての続編を考えるうえで欠かせないのが、劇場版公開後に行われた舞台挨拶での目黒蓮さんの発言です。
2025年2月14日に公開された劇場版『トリリオンゲーム』は、公開3日間で観客動員43万人・興行収入6.1億円を記録し、週末映画ランキングで1位を獲得するヒットスタートを切りました。
これを受けて2月23日、大阪・TOHOシネマズ梅田と名古屋で、目黒蓮さん、佐野勇斗さん、福本莉子さんによる大ヒット御礼舞台挨拶が行われています。
大阪での舞台挨拶の様子は全国118館に中継されたと報じられており、この作品への注目度の高さがうかがえます。
ぴあ映画生活の記事によれば、続編を望むファンの声を踏まえ、司会から「次はどんな事業に挑戦したいか」と尋ねられた目黒さんは「粉もん事業です」と即答し、「特にたこ焼きに力を入れていきたい」と語ったと伝えられています。
大阪の観客を大いに沸かせたこのやり取りは、舞台裏でたこ焼きを食べていた佐野さんとの掛け合いも交えたユーモラスなものだったようです。
この発言、あくまで舞台挨拶らしいユーモアを交えた回答ではありますが、裏を返せば「続編があるとしたら」という前提のもとで語られた発言だとも言えます。
本人が明確に「続編をやりたい」と明言したわけではありません。
ただ、少なくとも「次の事業アイデア」を即興で語れるくらい、ハルという役への愛着や作品世界への理解が深いことがうかがえるコメントです。
ちなみに劇場版では、「日本初のカジノリゾート開発」という、原作にもドラマにもない完全オリジナルストーリーが描かれました。
これは原作者・稲垣さんの監修のもとで作られたエピソードであり、原作の枠にとらわれず新しいエピソードを作れる土壌があることの証明でもあります。
つまり、原作が完結した今でも「劇場版オリジナルストーリー」という形で続編を制作する余地は、制作サイドにも十分に残されていると考えられます。
興行収入・観客動員まとめ:他作品と比べても続編制作の“追い風”になるか
続編が実現するかどうかを占ううえで欠かせないのが、これまでのシリーズ全体の実績です。
まずは主な展開を時系列で整理しておきましょう。
- 2023年7月〜9月:TBS系列でテレビドラマ放送
- 2024年10月〜2025年3月:テレビアニメ放送(マッドハウス制作、全26話)
- 2025年2月14日:劇場版公開(東宝配給)
- 2025年12月:原作漫画が最終回
劇場版は公開3日間で観客動員43万人・興収6.1億円を記録し、公開から約1週間が経過した2月22日までに興収9億円を突破、23日には観客動員65万人に達しています。
なお23日の舞台挨拶では「今日にも興収10億円を突破する見込み」という発表もあったと報じられており、興収9億円という数字はあくまで公開から約1週間強の時点での勢いを示す速報値である点は、改めて強調しておきたいところです。
その後2月21日〜23日の週末興行ランキングでは、劇場版は2週連続1位を獲得し、24日時点の累計成績で動員86万人・興収12億円を突破したと報じられています。
つまり、23日時点で報じられていた「興収9億円」は途中経過の数字であり、実際にはその後さらに動員・興収を伸ばしていたことになります。
舞台挨拶では佐野勇斗さんが「兄弟や友だち、マネージャーもプライベートで今も中継先のどこかで見ているはずで、周りの人が見に行ってくれている。こんなに周りから反響があることが中々ないので、すごく嬉しい」と語ったとぴあ映画生活が伝えています。
福本莉子さんも同記事の中で「姉が初動が大事だから、と初日に見に行ってくれた。すごくおもしろかったと言ってくれた」と、周囲からの反響の大きさを口にしていました。
また、原作漫画自体も210万部を突破するヒット作であり、「マンガ大賞2022」6位、そして2024年の第69回小学館漫画賞受賞と、コンテンツとしての評価も申し分ありません。
ここで少し視野を広げて、同じように「連載中から実写化・映像化が並走し、原作完結後も展開が続くタイプ」の作品と比較してみましょう。
たとえば『キングダム』は、原作連載中から実写映画シリーズが並行して制作され、映画がヒットするごとにファン層が原作へと逆流するという好循環を生んできました。
一方で『進撃の巨人』のように、原作完結とほぼ同時にアニメも最終章を迎え、映像化としてはそこで一区切りをつける、というパターンもあります。
『トリリオンゲーム』はこの中間、つまり「原作は完結したが、劇場版という映像オリジナル展開の枠組みがすでに用意されている」という、続編を作りやすい構造を持っている点が特徴的だと筆者は見ています。
こうして実績を並べてみると、ビジネス面で見ても『トリリオンゲーム』は「続編を作る動機として十分な数字」を叩き出していると言えるでしょう。
原作が完結し、かつ映像化作品が興行的に成功しているシリーズは、続編企画が動きやすい土壌が整っているものです。
個人的には、この実績の積み重ねこそが、続編待望論の一番の裏付けになっていると感じます。
続編があるとすればどんな形が考えられる?パターン別に予想

ここからは、あくまで筆者の個人的な予想として、続編があるとすればどういった形になりそうかを考えてみたいと思います。
要点を整理すると、以下のようになります。
| パターン | 内容 | 可能性の根拠 |
|---|---|---|
| 劇場版第2弾 | オリジナルストーリーで新作映画 | 劇場版1作目がすでにオリジナル脚本の前例あり |
| アニメ第2期 | 原作未アニメ化パートを映像化 | 原作全11巻に対しアニメは全26話で未消化分が多い |
| スピンオフ・前日譚 | 脇役やハルとガクの出会いを描く | 魅力的な脇役が多く、本編に余白がある |
パターン1:劇場版第2弾
劇場版『トリリオンゲーム』はそもそも、ドラマの続編という位置づけでありながら、原作にはない完全オリジナルストーリーとして制作されました。
この前例がある以上、原作が完結した今、「原作のラストをベースにした続編」あるいは「またしても完全オリジナルの新エピソード」という形で劇場版第2弾が作られる可能性は十分に考えられます。
特に、原作ラストで描かれた「GAFAMに単身潜入したハルとガクの再会」というシーンは、そのまま新作映画の導入として使いやすいと感じます。
非常に映像映えする展開だと言えるでしょう。
パターン2:テレビアニメの続編制作
アニメ版は2024年10月から2025年3月まで全26話で放送されました。
原作のスタートアップ編からある程度のエピソードまでを描いたと考えられます。
原作が全11巻というボリュームを持つ以上、アニメで描き切れていないエピソードはまだ多く残っているはずです。
人気シリーズのアニメが「第2期」として続編制作されるのは珍しいことではないため、この可能性も無視できません。
パターン3:スピンオフ・前日譚
『トリリオンゲーム』には黒龍キリカ(桐姫)や祁答院一輝、高橋凜々といった魅力的な脇役が多数登場します。
彼らを主役にしたスピンオフや、ハルとガクの出会いを掘り下げた前日譚など、本編の“余白”を活かした企画が生まれる可能性もあるでしょう。
ただし、これらはあくまで現時点で確認できる事実や過去の傾向をもとにした予想です。
2025年12月時点で製作委員会や小学館、TBSなどから公式な続編アナウンスは出ていません。
過度な期待をせず、あくまで「可能性の一つ」として捉えていただければと思います。
続編制作の可能性についての考察・今後の見通し
ここからは、記者としての個人的な見解を交えつつ、今後の見通しについて考えていきたいと思います。
興収面の追い風
まず率直に感じるのは、『トリリオンゲーム』というコンテンツが「終わり方」において続編への含みをかなり強く残している、という点です。
漫画・ドラマ・映画のいずれの畑を見渡しても、これだけ商業的に成功したシリーズが、明確な続編告知なしにフェードアウトしてしまうケースは、個人的な感覚としてはそれほど多くありません。
特に、劇場版が興行収入という分かりやすい形で結果を出したことは大きいと考えられます。
エンタメ業界では、続編制作の意思決定において「前作がどれだけ稼いだか」が非常に重要な判断材料になります。
公開3日間で興収6.1億円、公開1週間強で興収9億円、その後の累計で動員86万人・興収12億円突破という積み上げ方、さらに舞台挨拶が全国118館に中継されるほどの規模感を踏まえると、製作委員会サイドが続編を検討する土壌は十分にあると筆者としては見ています。
発表タイミングの注意点
一方で、注意しておきたい点もあります。
原作漫画が完結したタイミングと劇場版公開のタイミングには、およそ10ヶ月の差があるという点です。
劇場版公開時点(2025年2月)では原作はまだ連載中でしたが、原作が完結した2025年12月の時点では、劇場版公開からすでに10ヶ月ほどが経過しています。
続編企画が仮に進んでいたとしても、脚本・キャスティング・撮影・アニメーション制作といった工程を考えると、正式発表までにはある程度の準備期間が必要になるのが一般的です。
「発表がまだない=続編がない」と即断するのは早計だと考えられます。
出演者・原作者側の温度感
また、目黒蓮さんの「たこ焼き」発言についても、これを単なる冗談として片付けるのはもったいないと感じます。
あの場は舞台挨拶という公の場であり、続編を望むファンの声に応える形で交わされたやり取りです。
俳優本人が即座に「次の展開」をイメージして答えられるということ自体、作品への愛着とキャラクター理解の深さを物語っています。
続編が動き出した際の出演意欲の高さを暗示しているようにも受け取れます。
もう一つ付け加えておきたいのは、稲垣理一郎さんと池上遼一さんという原作コンビの動向です。
稲垣さんは『Dr.STONE』完結後も精力的に新企画を発表しており、池上さんも81歳にして新たな仕事への意欲をにじませるコメントを残しています。
仮に二人が再びタッグを組むことがあれば、それは『トリリオンゲーム』の直接的な続編でなくとも、シリーズのファンにとって大きな朗報になるはずです。
逆に言えば、両者が全く別の新作に取り組む可能性も十分にあります。
続編制作の有無は現時点では五分五分、というのが筆者としての率直な感触です。
いずれにせよ、原作が完結し、劇場版・アニメ・ドラマという主要な映像化を一通り終えたことで、『トリリオンゲーム』というシリーズは一つの大きな区切りを迎えたと言えます。
次にどんな形で展開が発表されるのか、公式からの続報を注視していきたいところです。
まとめ

今回は『トリリオンゲーム』の続編の可能性について、原作漫画の完結、劇場版の大ヒット、目黒蓮さんの舞台挨拶での発言、池上遼一さんの完結コメントなどをもとに整理してきました。
原作漫画は2025年12月に最終回を迎え、ハルとガクが新たな戦いに踏み出すところで幕を閉じています。
この結末は、続編への含みを強く残す終わり方だと言えます。
また劇場版は公開1週間強で興収9億円を突破し、その後累計動員86万人・興収12億円に達する大ヒットとなり、続編制作の商業的な後押し材料が十分に揃っている状況です。
現時点(2025年12月)で公式な続編発表はありません。
ただし原作コンビの今後の動向や、劇場版の実績を踏まえると、続編が発表される可能性は決して低くないと筆者は見ています。
今後の公式発表を楽しみに待ちたいと思います。
よくある質問
『トリリオンゲーム』の続編はもう発表されている?
2025年12月時点で、製作委員会や小学館などから公式な続編制作の発表はありません。原作漫画は2025年12月に完結しています。
原作漫画は何巻で完結した?
単行本は全11巻で、2020年12月の連載開始から約5年をかけて完結しました。連載途中には池上遼一さんの体調不良による休載期間もありました。
劇場版の興行成績はどれくらいだった?
2025年2月14日の公開から約1週間の時点で興行収入9億円・観客動員数65万人と報じられ、その後の週末までに累計動員86万人・興収12億円を突破したと報じられています。9億円という数字は公開初期の途中経過であり、最終的な確定値ではない点にご留意ください。


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