漫画『トリリオンゲーム』は、稲垣理一郎さん(原作)と池上遼一さん(作画)による、全11巻・全87話で完結した作品です。
小学館『ビッグコミックスペリオール』で連載され、紙のコミックスも電子書籍も購入できます。
全巻の費用は、1巻770円(税込)を全11巻に当てはめた試算で約8,470円です(巻ごとの価格は未確認のため、あくまで試算です)。
この記事では、巻数と費用の目安、買い方と無料試し読みのコツ、あらすじ、巻ごとの流れ、ドラマ・アニメ・映画との関係、そして筆者の考察をまとめました。
なお、価格・ポイント・無料話数・配信状況は変わります。購入前に各公式ページで最新の表示を確認してください。
情報は、小学館の公式ページ、Wikipedia、各電子書店の作品ページで確認した内容が中心です(2026年10月時点)。
『トリリオンゲーム』は全何巻?何話まで?完結済みの基本データ
結論から言うと、コミックスは全11巻で完結しています。
連載は2020年12月11日から2025年12月12日までの約5年間です(誌面の表記は2021年1号〜2026年1号)。
最終話のタイトルは「無限大のワガママ」です。
作品を通して流れてきた「ワガママ」というキーワードで、物語が締めくくられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 稲垣理一郎 |
| 作画 | 池上遼一 |
| 出版社・掲載誌 | 小学館・ビッグコミックスペリオール |
| レーベル | ビッグコミックス |
| 連載期間 | 2020年12月11日〜2025年12月12日 |
| 巻数・話数 | 全11巻・全87話 |
| ジャンル | 青年漫画、ヒューマンドラマ |
完結済みの作品は、読む側にとって大きな安心材料です。
連載中だと「続きはいつ?」と待つことになりますが、本作は最初から最後まで、自分のペースで読み切れます。
全巻そろえると総額はいくら?
紙のコミックス1巻の定価は770円(税込)です。
この価格が全11巻で同じだと仮定すると、770円×11冊=8,470円が目安になります。
ただし、巻ごとの価格差までは確認できていないので、確定額ではありません。
正確な総額を知りたい場合は、書店や公式ページで巻ごとの表示を見て足し合わせるのが確実です。
電子版は、めちゃコミックやまんが王国で1巻690pt(調査時点)と表示されていました。
ポイントは購入額や還元率で実質の価格が変わるため、「ここが最安」とは言い切れません。
トリリオンゲームの漫画はどこで買える?紙・電子の選び方

結論:まず無料試し読みで1巻の空気を確かめて、気に入ったらまとめ買いが、失敗しにくい流れです。
全11巻で完結しているので、「途中で手が止まる」心配が少なく、まとめ買いとも相性がいい作品です。
紙のコミックスで買う場合
小学館の公式ページによると、1巻の基本データは次のとおりです。
- 定価:770円(税込)
- 発売日:2021年3月30日
- 判型・ページ数:B6判・208頁
- ISBN:9784098610105
書店店頭でもオンライン書店でも買えます。
紙の魅力は、全11巻が本棚に並ぶ満足感と、池上遼一さんの濃い絵を大きなサイズで味わえることです。
電子書籍で買う場合
電子版は、小学館の公式ページで「各販売サイトでご確認ください」と案内されています。
1巻の電子版は、紙より少し早い2021年2月26日に配信されたことが確認できました。
調査時点の主なサービスの表示は、次のとおりです。
| サービス | 調査時点の表示 | 試し読みの目安 |
|---|---|---|
| めちゃコミック | 全11巻完結・1巻690pt・評価4.2(248件) | 無料の試し読みあり |
| まんが王国 | 11巻完結・1巻690pt | 無料の試し読みあり |
| LINEマンガ | 分冊版を配信。コミックス1巻は759円表示 | 冒頭2話が無料と案内 |
| ピッコマ | 話単位で配信 | 冒頭の話数が無料と案内 |
| 小学館公式ページ | 紙・電子の購入先を案内 | 1巻に「無料試し読み」ボタンあり |
評価の点数や件数、ポイント数は時点で変わります。
どこで買うか迷ったら、普段使っているサービスにポイントが貯まっているかを基準にするのが、手間も少なく現実的です。
無料で試し読みするコツ
試し読みの手順は、とてもシンプルです。
- 小学館の公式ページで、1巻の「無料試し読み」を押す
- ピッコマやLINEマンガで、冒頭の無料話を読む
- めちゃコミックやまんが王国の無料試し読みを使う
冒頭の数話を読めば、主人公ハルのテンションがしっくりくるかどうかは、だいたい判断できます。
分冊版と単行本の重複購入、話数表記のズレに注意
LINEマンガの説明には、分冊版はコミックスの分冊版であり、重複購入に注意するよう促す趣旨の注意書きがあります。
単話(分冊版)と単行本は内容が重なるので、どちらかを買ったなら、同じ範囲を買い直さないようにしましょう。
話数の表記にもズレがあります。
めちゃコミックでは「全175話」、ピッコマでは「178話」と表示される一方、Wikipediaなどでは全87話です。
これは間違いというより、1話を前半・後半に分けるなど、配信上の区切り方がサービスごとに違うためだと考えられます。
購入前は、「話」ではなく「巻」単位の表記になっているかを確認すると安心です。
トリリオンゲームのあらすじは?ハルとガクが目指す「1兆ドル」

物語の主役は、「世界一のワガママ男」を自称するハルと、まじめでITに強いガクの二人です。
ゼロから起業して1兆ドルを稼ぎ、世界の頂点を目指すというのが大筋です。
作品紹介では、グーグル、アマゾン、マイクロソフトを喰うという大きな野望が掲げられています。
ここでは、ネタバレを控えめに入口だけ紹介します。
中学時代の出会いと、就活での再会
二人の出会いは、中学時代の最後の春です。
カツアゲに遭っていたガクを、通りかかったハルが助けたことで、友人になります。
大学生になったガクは、コミュニケーションが苦手なこともあり、就職活動で全滅してしまいます。
本命だった超巨大企業「ドラゴンバンク」にも落ち、本社の窓拭きのアルバイトをしていたガクの前に、入社式に出ているはずのハルが突然現れます。
そして「一兆ドル稼ぐため、一緒に起業しよう」と持ちかけるのです。
起業から巨大な敵との戦いへ
資金集めでは、ドラゴンバンクの社長令嬢・黒龍キリカ(桐姫)に出資を申し込みます。
彼女から「1億円の出資・51パーセントの株式」という条件を示されたハルは、それを上回る条件を引き出そうと、世界中のハッカーが競う大会に挑みます。
その後、会社の立ち上げ、ネットショップ、ソーシャルゲーム、ネットテレビ、株式公開、携帯キャリア事業と、事業は次々にスケールアップします。
ライバルであり、時に協力相手にもなるのが、桐姫と、ドラゴンバンク社長の黒龍一真です。
全11巻の内容は?巻ごとの流れ(ネタバレ控えめ)
電子書店の巻紹介をもとに、各巻の流れをざっくり整理します。
結末に関わる内容は伏せています。
| 巻 | 内容のイメージ |
|---|---|
| 1巻 | 二人の出会いと起業の決意。1兆ドルへの野望が始動 |
| 2巻 | 桐姫から出資を引き出し、ハッカー大会へ |
| 3巻 | 人力AI×花ビジネス。ハルとガクがホストに転身 |
| 4巻 | ドラゴンバンクに対抗し、メディア帝国を築くと宣言 |
| 5巻 | ソシャゲ編の最終章。芸能界の深部へ接近 |
| 6巻 | ソシャゲが大ヒット。黒龍からの買収提案 |
| 7巻 | ハルVS桐姫の全面対決。トリリオンTV開局 |
| 8巻 | トリリオンTVが黒字化。1兆円ゲームが始まる |
| 9巻 | スピード上場に挑む。投資家説明会でハルのハッタリが炸裂 |
| 10巻 | 1兆円をオールインしたスマホ事業編 |
| 11巻 | 最終巻。スマホ事業編の決着と締めくくり(結末は伏せます) |
表を眺めると、小さな起業から、メディア、上場、通信へと、舞台が段階的に大きくなっているのが分かります。
筆者は、1〜3巻でハルとガクの「型」を覚え、4巻以降でスケールが跳ね上がる二段構えだと感じました。
作者は誰?稲垣理一郎×池上遼一のタッグが生んだ作品
原作の稲垣理一郎さんは『Dr.STONE』の原作者として知られています。
作画の池上遼一さんは、『サンクチュアリ』などで知られるレジェンド漫画家です。
役割分担は、稲垣さんがネーム(コマ割りやセリフの下書き)を作り、池上さんが作画を入れる流れです。
最終決定権は、シナリオとセリフが稲垣さん、絵とデザインが池上さんにあるとされています。
原型は中学時代のシナリオだった
意外なのが、本作の原型が、稲垣さんが中学生の頃に作っていたシナリオだという点です。
そのアイデアを現代風に作り替えたのが、この作品なのだそうです。
『ビッグコミックスピリッツ』の原作賞に応募し、最終候補まで残ったものの、受賞には至らなかった過去もあります。
そのときの作品で、すでにハルとガクの原型があり、「世界長者番付に載る」という結末も同じだったとされています。
ただ、当時の内容はテレビ局の株式を買収してのし上がる話で、数年後にライブドア事件が起きたため、そのままでは使えなくなったそうです。
現実の事件が創作の設計図を書き換えたという経緯は、とても興味深いです。
「金を儲けることが全て」に特化した初の青年誌連載
稲垣さんにとって本作は、初めての青年誌での連載でした。
目指したのは、ビジネスシーンが舞台の現代劇で、清々しいくらいに「金を儲けることが全て」に特化した作品だそうです。
この割り切りが読みやすさにつながっていると、筆者は考えます。
受賞歴・評価は?累計210万部突破の人気

結論:2024年に第69回小学館漫画賞を受賞し、同年11月時点でコミックスの累計発行部数は210万部を突破しています。
- 「次にくるマンガ大賞2021」ノミネート
- 「マンガ大賞2022」第6位
- 2024年、第69回小学館漫画賞を受賞
- 2024年11月時点で累計210万部を突破
部数は時点の数字なので、最新値は出版社の発表で確認してください。
電子書店のレビューでは、「テンポがよく爽快」「実在企業名が出てリアル」「専門用語が分からなくても面白い」といった声が目立ちます。
別のレビューには、ハルとガクの関係をスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックに重ねる読み方もありました。
これは読者の感想であり、作者が語った公式設定ではありません。
また、2024年10月29日には、ハルの故郷として鳥取県が作中で取り上げられたことから、平井伸治知事が稲垣さんに感謝状を贈ったそうです。
ドラマ・アニメ・映画との関係は?原作から入る価値
原作の人気を受けて、メディア展開も進みました。
| 媒体 | 概要 |
|---|---|
| テレビドラマ | 2023年7月14日〜9月15日、TBS系列で放送(全10話) |
| テレビアニメ | 2024年10月4日〜2025年3月28日、全26話。制作はマッドハウス |
| 劇場版 | 2025年2月14日公開、118分、配給は東宝 |
ドラマのハル役は目黒蓮さん、ガク役は佐野勇斗さん、桐姫役は今田美桜さんが演じました。
アニメのハル役は大塚剛央さんです。
キャストの詳細は、各公式サイトで確認してください。
ドラマの最終回放送直後にアニメ化が発表され、2024年2月には、ドラマの続編となる劇場版の2025年公開が発表されました。
映像作品が複数あるので、原作の入口は多いのですが、漫画なら物語の「ゴール」まで途切れず読めるのが強みです。
池上遼一さんの重厚な絵で描かれるハルの「ワルい笑顔」は、漫画ならではの迫力です。
稲垣理一郎×池上遼一の作風を考察:なぜ読ませるのか
ここからは、筆者個人の考察です。
事実とは切り分け、「こう考える」という視点でお話しします。
① 『Dr.STONE』『アイシールド21』と同じ「頭脳で勝つ主人公」
稲垣さんは『アイシールド21』『Dr.STONE』でも原作を手がけています。
筆者は、これらに共通するのは、腕力よりも頭脳と戦略で状況をひっくり返す主人公だと感じます。
『Dr.STONE』は科学の知識が武器でした。
『トリリオンゲーム』では、それが「ハッタリと交渉」に置き換わっています。
象徴的なのが、2巻のハッカー大会です。
出資を頼む側が下手に出るのではなく、「提示された条件を、実力で上書きする」という発想で挑みます。
さらに9巻のスピード上場でも、投資家説明会でハルのハッタリが炸裂します。
数字や事実だけでなく、「場の空気を動かす話し方」が武器になる点が、本作ならではだと思います。
違いは、ハルが「正義の味方」ではなく、あえてワガママを貫く人物として描かれている点です。
この「倫理より野心」という割り切りが、青年誌らしい味わいを生んでいると考えます。
② 『島耕作』『インベスターZ』との違いは「学び型」と「勝負型」
ビジネス漫画には長い歴史があります。
『島耕作』シリーズは、サラリーマンの出世や組織の力学を、長い時間軸で描くタイプです。
『インベスターZ』は、投資を学ぶ高校生を軸に、お金の仕組みを読者が学べる作りです。
どちらも、読者が「現実の仕事やお金に持ち帰れる学び」を得やすい作品だと、筆者は捉えています。
それに比べて『トリリオンゲーム』は、学びよりも「勝負の快感」に振り切った作品です。
事業はネットショップ、ソシャゲ、テレビ、上場、スマホ事業と目まぐるしく変わりますが、ゴールは「1兆ドル」の一点です。
7巻のハルVS桐姫の全面対決や、8巻の「1兆円ゲーム」の開始のように、毎巻のように「次の大勝負」が用意されています。
つまり、知識を教える漫画というより、「次は何を仕掛けるのか」を楽しむ冒険活劇として読むのが、しっくりくると考えます。
③ 池上遼一の劇画タッチが「会議室」を戦場に変える
池上さんは、『サンクチュアリ』のような骨太で濃い人間ドラマを描いてきた作家です。
その劇画タッチで描かれるのが、パソコンの前の若者や、会議室での駆け引きです。
筆者は、「古典的な劇画の迫力」と「現代的なビジネス」の組み合わせが、本作の隠れた発明だと考えます。
地味になりがちな交渉の場面でも、表情の圧が強いので、「ここが勝負どころだ」と直感で伝わります。
ビジネス知識がなくても読める理由の一つは、この絵の力だと思います。
④ 読み味についての筆者の所感
物語の入口、窓拭きのガクの前にハルが現れる場面は、二人の関係性が数ページで伝わる名シーンだと感じます。
就活で全滅した青年と、「世界一のワガママ」を名乗る青年の対比が、とても鮮やかです。
一方で、事業が大きくなる中盤以降は、上場やM&Aなどの用語が増えます。
用語の意味が分からなくても、勝負どころは表情で伝わるのですが、「数字の裏付けを知りたい」タイプの読者は、物足りなさを感じるかもしれません。
また、ハルは手段を選ばないタイプなので、強引な展開も多いです。
作中の戦略は、ビジネスの参考書というより、物語の面白さとして楽しむのが吉だと思います。
⑤ 今後の見通し
あくまで筆者の予想ですが、完結後も、映像作品をきっかけに新しい読者が入ってくる流れは続くと考えられます。
根拠は、ドラマ、アニメ、劇場版と複数の入口があり、完結した原作が全11巻と手に取りやすい分量だからです。
ただし、映像化が売上にどれだけ影響したかは、公開されたデータがなく、断言はできません。
続編やスピンオフについても、調査時点で確認できた範囲では、公式の発表は見当たりませんでした。
最新情報は、小学館や公式サイト、公式SNSでチェックしてください。
まとめ:『トリリオンゲーム』は全11巻、まずは1巻の試し読みから

要点を整理します。
- 稲垣理一郎(原作)と池上遼一(作画)による漫画で、小学館『ビッグコミックスペリオール』連載
- 連載は2020年12月11日〜2025年12月12日、全11巻・全87話で完結
- 1巻の紙版は770円(税込)、2021年3月30日発売。全巻が同額なら約8,470円(試算)
- 公式ページや電子書店で無料試し読みができる
- 第69回小学館漫画賞を受賞し、累計210万部を突破(2024年11月時点)
- ドラマ・アニメ・劇場版があるが、原作から入れば物語の全体像を最後まで追える
「世界一のワガママ」な男と、まじめな相棒が、1兆ドルを目指して突っ走る。
そのスピード感を味わうなら、まずは1巻の試し読みから始めてみてください。
よくある質問
トリリオンゲームの漫画は全何巻ですか?
全11巻で完結しています。話数は全87話で、連載は2020年12月11日から2025年12月12日までです。電子書店では配信単位の都合で、話数の表記が異なる場合があります。
全巻そろえるといくらくらいですか?
1巻の紙版が770円(税込)なので、全巻が同額と仮定した試算は約8,470円です。巻ごとの価格や電子版のポイントは異なる場合があるため、購入前に各サイトで確認してください。
どこで試し読みや無料で読めますか?
小学館の公式ページには1巻の無料試し読みがあります。めちゃコミック、まんが王国、LINEマンガ、ピッコマなどでも、無料の試し読みや冒頭の無料話が案内されています。
原作者と作画担当は誰ですか?
原作は稲垣理一郎さん、作画は池上遼一さんです。
ドラマやアニメを観ていなくても楽しめますか?
はい、楽しめます。原作は全11巻で完結しており、1巻から順に読めば物語の全体像がつかめます。


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